
KOHGA CULTURE PERSON
和田 彬希
わだ あき
伝統工芸価値創造プロデューサー/着付け師
- 活動地域
- 東京都を中心に全国
- 活動分野
- 工芸・ものづくり
- 対応
- 全国/東京都・関東を中心に応相談
伝統は、ただ残すだけでは未来へ続きません。職人が受け継いできた技と想いを知り、触れ、現代の暮らしの中で楽しむこと。その一つひとつの出会いから、日本の美意識を次の世代へつないでいきます。
着物を入口に、日本の伝統色や職人の手仕事に魅了され、伝統工芸の価値を現代へつなぐ活動を展開。着付け、工芸のプロデュース、和文化体験を通じて、暮らしの中に日本の美意識を届けています。
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ABOUT
この文化人について
プロフィール
伝統工芸価値創造プロデューサー、着付け師。合同会社つきのつかさ代表。 長女の七五三をきっかけに着物を手に取り、その美しさから日本の伝統色、さらに職人が生み出す工芸の技術へと関心を広げる。学びを深めるなかで、優れた技術を持ちながら後継者不足などの課題を抱える職人や工芸の現状を知り、「伝えたい、知ってもらいたい」という思いから活動を本格化した。 2020年よりInstagram上で「お正月は紋付を着よう」を発案。2023年から日本橋小舟町で着物・和文化を学ぶ「和の季」を企画・運営し、同年より着付け師として個人・企業からの依頼を受託。現在は「つきのつかさ」「AKI heritage japan」を通じ、銀器、友禅、漆芸など日本の手仕事を現代の暮らしへつなぐプロデュース・キュレーション、イベントやワークショップ、着付け、きものコンサルティングなどを展開している。 伝統色彩士、和のパーソナルカラー診断士、着物スタイリスト、シルク伝道師。車いす着付けにも対応。2024年からシルク伝道師協会理事を務める。 「伝統は、ただ守るものではなく、未来へ受け継ぎ、新たな形で息づかせるもの」という考えのもと、職人と使い手をつなぎ、日本文化を特別なものではなく日々の暮らしの中で楽しめるものとして未来へ紡ぐ活動を続けている。
活動概要
「つきのつかさ」を通じて、伝統工芸と和文化を現代の暮らしへつなぐ活動を行っている。 「AKI heritage japan」では、職人の手仕事に込められた技術や背景、想いを伝えながら、銀器、友禅、漆芸などの伝統工芸をプロデュース・キュレーション。百貨店等での展示販売や職人とのコラボレーションにも取り組む。 また、着付け師として一般の着付けに加え、車いす着付けにも対応。きものコンサルティングでは、着付け技術だけではなく、伝統色、TPO、装い、所作などを含め、着物から日本文化を学ぶ機会を提供している。 さらに、ワークショップやイベントを企画し、職人と生活者が直接出会い、伝統文化を「見る」だけでなく「知る・触れる・使う」機会を創出している。
文化的背景
和田彬希の文化活動の原点は着物にある。 着物を通じて日本の伝統色や染織、装いの文化を学び、そこから職人の手仕事や伝統工芸全般へと関心を広げてきた。 伝統色彩士、和のパーソナルカラー診断士、着物スタイリスト、シルク伝道師などの学びを重ねる一方、車いす着付けの技術も習得。着物を単なる衣服としてではなく、色、素材、技術、礼節、季節感など日本文化を横断して理解できる入口として捉えている。 現在は職人との直接的な関係を築きながら、伝統工芸を現代の生活者へ届ける活動へ領域を広げている。
STORY
文化を継ぐ理由
きっかけ
始まりは、長女の七五三だった。 「子供に誇れることをしよう」と着物を手に取ったことから、日本の美意識への探究が始まった。着物の美しさに惹かれ、やがて日本の伝統色、染めや織り、職人が生み出す工芸の技術へと興味は広がっていった。 職人との交流を重ね、技術について知れば知るほど、別の現実にも直面した。「この技ができるのは日本であと数人」「最後の一軒だが後継者がいない」。世界に誇れる技術がありながら、その存在を知る機会そのものが少なくなっていることに衝撃を受けた。 「これほど美しいものを、知らないままではもったいない。実際に手に取ってほしい」 その思いが、着物だけにとどまらず、職人と人をつなぎ、日本の伝統工芸を現代の暮らしへ届ける現在の活動へとつながっている。
文化を継ぐ理由
日本には、長い年月をかけて磨かれてきた技術と、その土地や暮らしの中から生まれた美意識があります。しかし、優れた技術であっても、知る人、使う人、次へつなぐ人がいなければ、いつか失われてしまいます。 だからこそ、伝統を「保存するもの」だけにしたくありません。 職人の技術や歴史を大切にしながら、現代の暮らしに合う形で使い、楽しみ、誰かに伝えていく。その循環が生まれることで、伝統は過去のものではなく、今を生きる文化になります。 AIやデジタル化が進み、便利で均質なものが増える時代だからこそ、人の手から生まれるもの、その背景にある物語や美意識に触れる時間には大きな意味があります。 職人と使い手の間に立ち、その価値を伝え、新しい出会いをつくることで、日本の文化と技を未来へつないでいきたいと考えています。
転機
大きな転機の一つは、職人と直接関わり、その技術が置かれている現状を知ったこと。 着物を学ぶところから始まった関心は、染めや織り、伝統色、そしてさまざまな工芸へと広がった。そこで出会ったのは、美しい作品だけではなく、長年技を磨き続けてきた職人たちだった。 一方で、後継者不足や需要の変化によって、優れた技術そのものが失われる可能性があることも知った。 その経験から、自分自身が文化を楽しむだけではなく、「職人の技と想いを伝える側になろう」と考えるようになる。 2023年には日本橋小舟町で「和の季」を企画・運営し、着物や和文化を学ぶ場づくりを開始。同年、「つきのつかさ」として着付け、着物のお誂えサポート、小売などの活動を本格化した。現在は工芸のプロデュースや百貨店での企画などへ活動領域を広げている。
これから
職人が受け継いできた技術と美意識が、「特別な人だけのもの」ではなく、現代を生きる人の日常に自然に存在する未来をつくりたいと考えています。 そのために、作品を販売するだけではなく、誰が、どのような思いで、どのような技術を使って生み出したのかまで伝え、職人と使い手の間に長く続く関係をつくっていきます。 また、着物、工芸、伝統色、和文化体験など、それぞれを別々に捉えるのではなく、日本の美意識という大きな文脈でつなぎ、若い世代やこれまで和文化に接点のなかった人にも入りやすい入口を増やしていきたい。 伝統を守るだけではなく、現代に必要とされる形へ育て、次の世代へ手渡していくことを目指しています。
メッセージ
日本の伝統文化に興味はあっても、「何から触れればいいのか分からない」「自分には少し敷居が高い」と感じる方もいらっしゃると思います。 私自身も、長女の七五三をきっかけに着物を手にしたところから始まりました。 まずは一つ、心惹かれるものに触れてみてください。着物を着ることでも、職人の作品を手に取ることでも、文化を体験することでも構いません。 そこから生まれる出会いが、日々の暮らしを少し豊かにし、日本の文化を未来へつなぐ一歩になると考えています。
EXPERTISE
専門分野
伝統工芸の価値創造・プロデュース
職人が受け継いできた技術、素材、美意識、作品の背景を現代の生活者へ伝え、伝統工芸と暮らしをつなぐ活動を行う。工芸品の紹介・販売だけでなく、展示、企画、コラボレーション、体験機会の創出などを通じて、新しい価値と出会いを生み出している。
着物・和装文化
着付けをはじめ、着物の色、素材、TPO、装い、所作などを含めて和装文化を伝えている。着物を特別な日の衣装だけでなく、日本の色彩感覚や職人技、季節感、美意識に触れる入口として捉え、現代の暮らしとの接点をつくっている。
伝統色・色彩と装い
日本の伝統色や色彩文化への知識を生かし、着物や和装における色の組み合わせ、装いについて伝える。色を単なるデザイン要素としてではなく、季節、自然、歴史、美意識と結びついた日本文化の一部として紹介している。
INHERITANCE
受け継ぎ、未来へ渡すもの
先人から受け取り、次の世代へと手渡していく文化・技・こころ。
INHERITED
着物・和装文化
着付けの技術だけでなく、着物に関わる色、素材、季節感、TPO、所作などを学び、和装を通じて日本の美意識や文化を伝えている。
受け継いだ相手: 着付け・和装文化の指導者等
次世代へ: 着付けやきものコンサルティング、文化体験などを通じて、着物に馴染みのない人にも分かりやすい入口をつくる。着ることから始まり、色や素材、職人技、その背景にある文化へ興味が広がるような伝え方を大切にしている。
INHERITED
職人の手仕事と伝統工芸の価値
職人との交流を通じ、工芸品そのものだけではなく、素材、技法、制作背景、土地との関係、ものづくりに込められた考えを学び、それらを生活者へ伝える橋渡し役を担っている。
受け継いだ相手: 各分野の伝統工芸職人
次世代へ: 展示・販売、イベント、ワークショップ、情報発信などを通じ、職人と生活者が出会う機会をつくる。「見る」だけでなく「知る・触れる・使う」ことで文化への理解を深め、次の誰かへ伝えたくなる循環を生み出す。
ACTIVITIES
現在の活動
和田 彬希さんが今、現場で取り組んでいる活動です。
伝統工芸のプロデュース・価値発信
職人の手仕事に込められた技術や背景、想いを伝え、伝統工芸と現代の暮らしをつなぐ企画・プロデュースに取り組んでいます。
着付け・きものコンサルティング
着付けをはじめ、色、素材、TPO、所作なども含め、着物を楽しむためのサポートや和装文化を伝える活動を行っています。
和文化・伝統工芸との出会いをつくる
イベントやワークショップなどを通じて、職人と生活者が出会い、日本の伝統文化を知り、触れ、楽しめる機会をつくっています。
FEATURED WORKS
代表作品
- regional_project2025
AKI heritage japan
職人の手仕事に込められた不変の美を、現代の暮らしへつなぐ伝統工芸プロデュースプロジェクト。
- regional_project2023
和の季
着物や和文化を知り、学び、体験し、人と人がつながる場として2023年に始まった文化プロジェクト。
ACHIEVEMENTS
主な実績
2024.07
「夢二スタイルゆかた自慢コンテスト」ふだん着物に素敵で賞
出場者/和装スタイリング / 夢二スタイルゆかた自慢コンテスト / 日本
2025.05
ホンマルラジオ「サクトーーク!!」ゲスト出演
ゲスト / ホンマルラジオ / オンライン/日本
2025.06
そごう大宮店「三人の匠が贈る、伝統の夏」POPUP
企画・プロデュース / AKI heritage japan/そごう大宮店 / そごう大宮店 3階 Lazo/埼玉県さいたま市
2025.09
「伝統と革新の工芸 ~きらめきの継承~」プロデュース
企画・プロデュース / AKI heritage japan / そごう大宮店 3階イベントスペース Lazo/埼玉県さいたま市
2025.09
WEBメディア「JP.MODE」インタビュー掲載
インタビュー出演 / JP.MODE / WEB
2026.02
「#お正月は紋付を着よう ― 立春の会 ―」
企画・登壇 / 和田彬希ほか / 小笠原伯爵邸/東京都新宿区
CAREER
経歴
シルク伝道師協会 理事就任
シルク伝道師協会
シルク伝道師協会の理事に就任。シルクと着物文化への理解を広げ、その価値を次世代へ伝える活動に携わっている。
「夢二スタイルゆかた自慢コンテスト」ふだん着物に素敵で賞 受賞
夢二スタイルゆかた自慢コンテスト
竹久夢二の世界観を現代の着物スタイルとして表現する「夢二スタイルゆかた自慢コンテスト」に参加。「ふだん着物に素敵で賞」を受賞。三勝の復刻柄浴衣と黒の帯を合わせ、大正ロマンの女性像を現代的に表現した。
シルク伝道師講座 第2期受講
シルク伝道師協会
シルク伝道師講座第2期を受講。着物を支える重要な素材であるシルクについて理解を深め、その特徴や文化的価値を伝える活動につなげている。
「つきのつかさ」着付け・着物お誂えサポート・小売開始
つきのつかさ
「つきのつかさ」として、個人・企業からの着付け業務の受託、着物のお誂えサポート、小売を開始。着物を「着る」だけでなく、その背景にある色、素材、職人技、日本の美意識まで伝える活動へと領域を広げた。
典雅きもの学院 着付け師プライベートコース
典雅きもの学院
典雅きもの学院の着付け師プライベートコースで他装を学び、着付け師としての専門技術を深めた。
「和の季」着物・和文化の学び企画・運営開始
和の季/日本橋小舟町
日本橋小舟町を拠点に、着物や和文化について学び、体験し、人と人が交流する場「和の季」の企画・運営を開始。和文化プロモーターとして、着物を入口に職人の手仕事や日本文化に触れる機会をつくっている。
みたか紫草復活プロジェクト 会員
みたか紫草復活プロジェクト
日本の伝統色とも深く関わる紫草の文化に触れ、みたか紫草復活プロジェクトに参加。着物や色彩だけでなく、伝統色を生み出す植物や文化的背景への理解を深めている。
認証福祉車いす着付け師養成講座プロコース
好循環きものの会
福祉車いす着付けについて、より専門的な知識と技術を学ぶプロコースを受講。車いすを利用する方にも着物文化を楽しんでもらうための専門性を深めた。
伝統色彩士・和のパーソナルカラー診断士 認定
伝統色彩士協会
日本の伝統色や色彩文化への理解を深め、伝統色彩士・和のパーソナルカラー診断士として認定。着物の装いやスタイリング、和文化を伝える現在の活動につながる専門性を培った。
「お正月は紋付を着よう」SNS企画を発案
Instagram
Instagramを通じて「お正月は紋付を着よう」を発案。紋付の着物で新しい年を迎えることを呼びかけ、自身も黒留袖の新しい可能性を表現するなど、着物を現代の暮らしの中で楽しむ文化発信を開始した。
車椅子着付け特別コース認定
車いすを利用する方にも着物を楽しんでもらうための着付けを学び、車椅子着付け特別コースの認定を取得。着物文化への入口をより多くの人へ広げるための学びを深めた。
PHILOSOPHY
大切にしていること
伝統を、今の暮らしへ。そして未来へ。
LINKS
SNS・外部リンク
REQUEST MENU
対応可能な依頼
和田 彬希さんへ、実際にお願いできるメニューをご紹介します。
- 着付けおすすめ
着付け・和装サポート
着物を着る方の目的や場面に合わせ、着付けから装いの相談までサポートします。車いす着付けについてもご相談いただけます。
着付け師として、着物を着る目的、場面、着物や帯の種類などを確認しながら着付けを行います。着付けだけでなく、色や素材、季節、TPO、小物との組み合わせなど、和装全体についての相談にも対応します。また、車いすを利用される方の着付けについてもご相談いただけます。
- 対象:
- 個人/企業・団体/着物初心者/車いすを利用される方
- 形式:
- 対面
- 対応言語:
- 日本語
料金
料金はご相談ください
希望日時、場所、人数、着用目的、着物の種類、着物・帯・小物の所有状況をご記載ください。車いす着付けをご希望の場合は、その旨もあわせてお知らせください。
- ワークショップおすすめ
着物・日本の色を学ぶ文化体験
着物や伝統色を入口に、季節感、色合わせ、装いなど、日本人が育んできた美意識を楽しく学ぶ文化体験です。
着物や日本の伝統色をテーマに、色や文様、素材、季節感、装いなどについて紹介します。専門的な知識を一方的に学ぶ講座ではなく、実際の着物や色を見ながら、日本文化に初めて触れる方にも楽しんでいただける内容に構成します。企業イベント、学校教育、地域文化事業など、参加者に合わせた内容をご相談いただけます。
- 対象:
- 一般/企業・団体/学校・教育機関/着物初心者
- 形式:
- 対面
- 対応地域:
- 東京都を中心に全国応相談
- 対応言語:
- 日本語
料金
料金はご相談ください
開催目的、参加者層、人数、希望日時、開催場所、希望するテーマをご記載ください。
- 講演
伝統工芸・職人の価値を伝える講演/文化講座
職人との交流や伝統工芸のプロデュース経験をもとに、日本の手仕事の魅力と、文化を未来へつなぐための考え方を伝えます。
着物をきっかけに日本の伝統色や職人技に触れ、伝統工芸の現場と関わってきた経験から、職人の手仕事、日本の美意識、後継者不足など伝統文化が直面する課題について紹介します。「伝統を守る」だけではなく、現代の暮らしの中で使われ、必要とされることで文化を未来へつなぐという視点から、企業・教育機関・自治体等の目的に合わせてお話しします。
- 対象:
- 企業/自治体/学校・教育機関/一般/文化・地域産業関係者
- 形式:
- 対面
- 対応地域:
- 全国応相談
- 対応言語:
- 日本語
料金
料金はご相談ください
開催目的、希望テーマ、対象者、人数、開催場所、希望日時・時間をご記載ください。
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大井 美深
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